はじめに
今日から、翌営業日のトレードに向けて主要3指数の分析をすることにしました。
今までは個別銘柄についてしか分析していなかったのですが、最近の個別銘柄の動きはマクロに引っ張られているケースが多く、必要性を強く感じるようになりました。
自分と同じレベル感の投資家さんの参考になったり、後になって自分の成長も感じられたりして面白そうなので頑張ります。
日経平均
まずは日経平均から見ていきます。
まずはローソク足チャートを見てみましょう。
4日前から下がっています。4/8に若干の反発を見せましたが、結局下がりました。
青の線は25日移動平均線ですが、この線が支持線となっていることが分かります。下ヒゲが25日線にタッチしていることから、25日線を割りそうになりながらも買いが入って何とか持ちこたえた、という動きになっていることが分かります。支持線として機能したと見て良いのではないでしょうか。
次に下段のMACDを見てみると、黄色いMACDの線が青のシグナル線を下に突き抜けてしまいました。これは下降トレンドに入っているというサインになります。
以上の2点をまとめて4/11の動きを予想すると、25日移動平均線は支持線として機能して割らないが、下降トレンドに入っているということになります。
つまり、25日移動平均線に沿って下がっていくという形です。
おそらく4/7の水準に近い形になると予想します。
TOPIX
続いてTOPIXを見ていきます。
TOPIXは日経平均と被っている銘柄が多いため、近い動きをします。特に時価総額が大きい銘柄で株価が大きい銘柄というそれぞれへの影響の寄与度が高い銘柄がそれぞれの上位に来ているので近い動きをしやすい傾向があります。なので、日経平均と異なる動きをしているときには注意深く分析してみようと思います。
今回は日経平均と同じく25日移動平均線に沿って下がると予想します。
マザーズ
最後にマザーズです。
マザーズは日経平均やTOPIXと違い安定した大型株よりも、まだ小さい成長株が中心となりますので、異なった動きになることが多いです。
マザーズのローソク足を見てみます。3日続落です。特に、4/7の時に75日移動平均線を割ってしまい、4/8に巻き返しかけましたが結局割ってしまいました。つまり支持線とはならず、75日線と株価は離れていくと予想できます。
次にMACDを見てみましょう。日経平均やTOPIXと異なり、MACDの線がシグナルを突き抜けていません。3日続落したことでシグナルに近づいてはいますが、まだ下降トレンドに入ったわけではないと見ることができます。
このままでは「上がるのか下がるのかどっちだよ」という感じですので、もう少し見てみようと思います。
今度は25日移動平均線を軸に過去の値動きを見てみます。2022年2月までは、25日移動平均線に何度か近付きますが、結局超えられずに下を這っているような動きをしています。つまり、25日線が上値の抵抗線として機能していました。
ところが、2022年3月上旬に上抜けたことをきっかけに、一度下がったものの3月中旬には上昇トレンドに変わりました。この場合、今まで上値の抵抗線として機能していた25日線が支持線として機能する動きに変わります。
以上をまとめて4/11の動きを予想すると、25日移動平均線に近付くように下がるという形になると考えられます。ただし、25日移動平均線との距離が縮まったところで反発して上がることになりそうです。
まとめ
長々と書きましたが、まとめると3指数すべてが下がるということになりそうです。そのため、それぞれの指数を採用している銘柄はつられて下がる可能性が高いと考えています。米国の株価も利上げの影響で下がっており、日本株はそれにつられる傾向があることや、地政学リスクからそもそも株価が上がりにくくなっています。例外的に株価が上がる条件としては、個別銘柄ごとの材料や決算発表などが考えられます。
気になる企業の売上情報や業績、またその企業を取り巻く環境などを調べることで指数としては厳しい中でも株価上昇する銘柄を見つけられるのではないでしょうか。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
未熟者ですのでまだまだ分析の甘いところが多いと思います。
これからも続けていきさらに深い分析ができるように継続しようと思います。
おわり。
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