はじめに
みなさん自分が仕事で活躍できていないと感じて、辛くなったこと、嫌になったことが一度くらいあると思います。私もそうでした。しかもそんなことに悩まされていることが嫌で余計に悩むという悪循環に陥っていました。本当はそんなことに悩まず、仕事に集中したいですよね。
私のような人が余計な悩みから解放されて欲しくて、この記事を書きました。最後まで読んでもらえると嬉しいです。
どうして活躍できていないと感じるのか
そもそもどうして活躍できていないと感じるのか3つの場合を考えてみました。
目標を達成できていない
これは、開発者やクリエイターなどで言えば納期が守れていなかったり、営業で言えばノルマが守れていなかったりする場合です。このケースは数字で是非がはっきり出るので、自分の至らなさを明確な現実として突きつけられることになります。真面目で責任感がある人ほど自分を責めて辛くなってしまうのではないでしょうか。
他者と比較して劣っていると感じる
先程の話では、立てた目標に対しての是非を判断していたのに対し、これは人と比較して判断しているケースとなっています。この場合は、たとえ目標を達成できていたとしても意味がありません。他者が自分よりも優れた結果を出していれば自分が活躍しているようには思えなくなってしまいます。競走の意識が強い人ほど陥りがちではないでしょうか。
世の中に対して活躍できていないと感じている
これは、自分のしている仕事そのものが世の中に対してどう役に立っているか分からない、または役に立っていると感じないケースです。上の2つが会社内での悩みであったのに対して、この場合は会社の外に対する自身の活躍が感じられないという点で異なっています。
以上のように活躍できていないと感じる理由も様々だと思います。
では、これらに対しどのように考えていけば悩まされずに済むのでしょうか。
どうすれば活躍できていないと悩まずに済むのか
早速、それぞれの解決方法を紹介しようと思います。
今はまだ過程であると考える
目標達成できなかった場合に対しては、現状が過程であると考えることが重要です。
「いや、現に目標達成既できなかった事実があるではないか」という声が聞こえてきそうですが、それはその仕事がゴールだと考える場合の話です。あなたの人生は、この仕事ができなかったからといってゲームオーバーになるわけではありません。その仕事が終わった後もまだまだ続きます。言うなれば、今は自分が後々活躍できるようになるための理想と現実の差を確認している、つまり「過程」の段階ということです。
これから理想の自分になるために足りなかった部分を改善していくことだけを考えて行動しましょう。
自分の目標とだけ向き合う
他の人と比較してしまう場合は、いつの間にか自分の目標が他人になっています。仕事をしていれば、自分の目標というものを立てると思います。その目標に対する自分の成果を評価すれば良いのです。ついつい人と比べてしまうことはよく分かりますし、誰にも責められることではありません。ただ、それならば目標を立てる時点で他人に負けない目標を立てれば良いのです。目標は他人と比較せずに、達成度に対してだけ他人と比較するのはおかしいのです。目標の時点で他人と同等以上のハードルだったのであれば、達成したにも関わらず他人と比較して劣っていると感じることはありません。
「達成度合いに人との差が出るではないか」という意見もあると思います。確かにその通りですが、それは他人の目標における他人の達成度だということです。自分は自分の目標を立てていたのだから、その目標に対する達成度を考えれば良いと言えます。満足できないのなら、次はさらに高い目標に挑んでみましょう。
職業研究をした上で続けるか判断する
自分が世の中に対して活躍できているか分からない場合は、それを知ることで活躍を感じられる可能性があります。順序が逆のような気もしますが、職業研究をしてみましょう。職業研究といっても、そんなに構えることはありません。 以下のことを調べる、または考えてみてください。
①自分の仕事がどんな人の役に立っているか
②自分の仕事(業種そのもの)がなくなるとどうなってしまうか
③他のどんな仕事と関わりがあるか
調べた上で自分の活躍しているイメージと違うなということが分かった場合は、転職するのも良いと思います。職業研究をしたことで、自分がどう世の中で活躍したいのかが明確になったと思います。それは立派な転職理由になります。自分のキャリアについて真剣に考える良い機会になったのではないでしょうか。 職場自体は好きで転職したくないという人は社内異動するという選択肢もあります。仕事についてはよく分かっているので、視点や関わり方を変えてみるのも良いのではないでしょうか。
おわりに
いかがでしょうか。悩んでいる時というのは、多くの場合思考がループしているだけで前に進んでいません。この記事をきっかけに仕事が辛くなくなれば嬉しいです。
これからもみなさんの悩みや問題解決に役立つ記事を書いていきますので、一緒に成長していきましょう。
それではまた。
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