良いアイデアを生み出す方法

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はじめに

仕事をする上でアイデアは欠かせません。しかし、なかなか良いアイデアが思いつかずに苦労している人は多いと思います。
良いアイデアが出せるようになりたいと思っているけど、思いつくかどうかなんてひらめきや才能の問題でどうしようもないと思っていませんか。
アイデアは決して才能ではありません。技術と鍛錬によって確実に成長できます。
それでは、良いアイデアが出てくるようにするにはどうすれば良いのでしょうか。

良いアイデアを生み出すには

良いアイデアが生み出せるようになるには、どうすれば良いのでしょうか。4つの方法をご紹介したいと思います。

自分に問いかけをする

何かアイデアが必要な場面つまり問題解決などの場面では、「どうやって〇〇すれば良いのか?」や「〇〇に必要なものは何か?」など、誰しもが自分に問いかけをしています。その問いに答えが出ない時が、良いアイデアが出ない時だと言えます。そういう場合は、問いが適切ではない可能性があります。
そんな時は、何度も自分に問いかけることが効果的です。問いの角度を変えて繰り返し問いかけてみましょう。そうすることで今までとは視点の違うアイデアを出すことができます。
例えば、「どうやって〇〇すれば良いのか?」という問いに対して、
「どうして〇〇したいのか?」
「〇〇できない理由は何か?」
「〇〇をせずに目的を達成することはできないのか?」
のように、問いを繰り返します。この例では、〇〇という方策を取る前提で考えていたところに、それに拘らないことでより本質的な問題を自身に問いかけることができています。視点をずらした問いかけは慣れないと難しいかも知れませんが、繰り返せば徐々に自分の中に型のようなものができてくるでしょう。そうなればアイデアを出すスピードはどんどん速くなります。

質より量で攻める

アイデアを生み出すという作業は、クリエイティブな右脳が行っています。反対に論理的な左脳ではアイデアの批評を行なっています。
つまり、右脳で思いついたアイデアに、左脳が現実的かどうかなどの判断基準で評価をしてしまうことで、ストップをかけてしまうことになります。あなたも、アイデアを出す際に誰かに「そんなのは現実的ではない」「じゃあこういう場合はどうするんだ」などと突っ込まれて、そこからアイデアが出てこなくなってしまった経験があるのではないでしょうか。それを、自分の狭い枠の中でわざわざ行う必要はありません。良いアイデアを生み出すときは、右脳を優位にしてブレーキをかけずにアイデアをたくさん生み出しましょう。評価は後で行えば良いのです。
また、アイデアは後から改善することができます。初めは質にこだわらずにアイデアを出せるだけ絞り出して、大量のアイデアの中から粗くても使えそうなアイデアを探し出して、後で磨くことでとても良いアイデアにすることができるのです。
良いアイデアを出している人は、ダメなアイデアも数え切れないほど出しています。そのひとつひとつに落ち込んだり、自分には才能がないと悩んだりしても時間の無駄です。それに、今はダメだと思っても周りの状況が変わることで、後になって良いアイデアになることもあります。怯んだり躊躇したりせず、質より量で攻めましょう。

既存のアイデアを活用する

アイデアというのは、全くの0から生み出さなければならないものではありません。むしろ良いアイデアの多くは既存のアイデアを掛け合わせたり、変化させたりすることで生まれています。
全く異なった分野の常識を自分の関わる世界に当て嵌めてみることで、到底思いつくことのなかったようなアイデアを思いつくこともあるでしょう。
あるいは、今まで常識と思っていたことを疑ってみることで、それがそのまま斬新なアイデアとして活きることもあります。 他にないアイデアに辿り着くことで、それが良いアイデアに繋がると言えます。

素材を集める

先に書いたように、アイデアというのは既存のアイデアの掛け合わせや変化によっても生まれます。そのためには、常日頃から素材を集めることが大切です。
集める素材も、普段自分が関わらないような分野からも取り入れることで今までにない視点のアイデアが生まれるきっかけになります。 一見して関係がないと思ったことでも積極的に情報を集めてみましょう。

個人的に重要だと思うことは

個人的には、アイデアを思いつくことだけでなく思いついたアイデアを自分で試してみることが重要だと思っています。なぜかというと、実践しないとアイデアの必要性を感じることができないからです。英会話に例えると、単語を覚えることも文法を覚えることも重要ですが、実際話したいことがなければ日本語だろうが英語だろうが関係ありません。話したいから覚えられる、話したいから練習できるのです。アイデアも実践することで思いつくようになるのです。
せっかく自分が思いついたアイデアです。是非とも実際に行動に移してみましょう。 会社内では難しくても、日々の生活の中で試す機会はあると思います。

おわりに

いかがでしたか。
悩んでいる時は、具体的に何をすれば良いのか分かればあとはやるだけです。
この記事を通して、良いアイデアが出なくて悩んでいた人も、明日からどうすれば良いのか分かって頂けたのではないでしょうか。
みなさんの問題解決の助けになれれば幸いです。

それではまた。

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